近藤朱鳳 diary
書道家、近藤朱鳳先生のメッセージや情報をshuhodiaryが随時お届けします。 photo by masafumi kondo
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3月教室日程 ※3月9日修正
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近藤朱鳳 書とメッセージ
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2010年12月31日金曜日
合
合(ごう)
ごう、あう、あつまる、まじわる、やわらぐ、むすぶ、等の意味があります。
人生に於いて出合いは大きな意味を持ちます。
みなさんには、ことしどんな出合いがありましたか。
一年間お付き合いいただき有難うございました。
来年も良き出合いを期待して、、、。
近藤朱鳳
2010年12月29日水曜日
虚受人
虚受人(虚にして人を受(う)く)
心を虚にして人の経験や意見に耳を傾け理解すること。
より良い生き方の為に、とても大切な言葉だと思いました。
近藤朱鳳
2010年12月28日火曜日
事思敬
事思敬(事は敬を思う)
人は思い通りに人生を生きていると、
感謝の心や、他を敬う心を忘れた行動をとってしまうことがあります。
いかなる時も常に慎み深くあれと言う、戒めの言葉です。
近藤朱鳳
2010年12月26日日曜日
獨笑
獨笑(どくしょう)
悟りの境地を表した言葉。
不安な人生の中で「そうだ」と納得できることに出逢ったなら、
どんなに心安らぐでしょう。
そういう出逢いを求めていくことこそが、人生なのだと思います。
近藤朱鳳
2010年12月24日金曜日
利渉大川
利渉大川(たいせんをわたるによろし)
時期を待てば、大きな川を渡るような難関を突破することも、可能であると言う意味。
物事はどんな時でも、必ずチャンスがあると言う強い心を持って望みたいものです。
近藤朱鳳
2010年12月22日水曜日
春かとも
春かとも まがう日ざしの道の辺に
山茶花が咲き 梅も花咲く
異常とも思える気象の変化の中で、冬とは思えない暖かな一日でした。
現実をしばし忘れて、季節外れの長閑なひと時を楽しみました。
近藤朱鳳(写真も)
2010年12月20日月曜日
行有尚
行有尚(いけばたっとばれることあり)
艱難に落ち込んでいる時こそ、
至誠の心を持って望むことが、必ず良い結果に繋がると言う意味。
苦しい時こそ、この言葉を噛み締めて進みたいもの。
近藤朱鳳
2010年12月17日金曜日
惻隠の情
惻隠の情(そくいんのじょう) 孟子
人の難儀を見て見ぬ振りが出来ず、手を貸そうとする心の姿勢。
韓国ドラマの中でも、語られていたこの言葉は、
人として最も大切な思いとして、心打たれました。
近藤朱鳳
2010年12月15日水曜日
泰而不驕
泰而不驕(たいしておごらず)
何事にもおそれることなく、
万事に対応するが、心に驕ることはないという意味。
堂々と伸びやかに、しなやかに生きること。
難しいけれど、大空のような心を持つことが出来ればと願う、
私の理想とする言葉です。
近藤朱鳳
2010年12月13日月曜日
鴨の鳴く
鴨の鳴く 冬の日ざしに 波静か
冬の手賀沼は水鳥の天国のようです。
冬の静かな日ざしの中、
せわしげに鳴きながら水面に浮かんでいる様は、
見ていて飽きることはありません。
寒さを忘れさせてくれる光景は、
忙しい日々の貴重なひと時です。
近藤朱鳳
2010年12月12日日曜日
鳥啼山更幽
鳥啼山更幽(鳥啼いて山更に幽(ふか)し)
人生での困難や苦しみを鳥の声に例えた言葉。
苦しさや辛さを経てこそ人は深められるとのメッセージ、
忘れないようにしたいものです。
近藤朱鳳
2010年12月9日木曜日
退密
退密(たいみつ)
ひっそりと静かな境地。
色々なものを包み込んで黙する世界。
冬の光景と重なり合う言葉です。
静かな時を、どう希望につなげていくのか、
私達も立ち止まって内を見る機にしたいものです。
近藤朱鳳
2010年12月7日火曜日
木枯らしに
木枯らしに まん丸雀 遊びけり(麻生竹田の歌)
冷たい風が吹いても雀たちは元気です。
群れで飛ぶ姿、枯れ枝や枯れ草で戯れているような姿が、
これからの冬の風物詩です。
近藤朱鳳
2010年12月6日月曜日
以風鳴冬
以風鳴冬(風を以って冬に鳴る)
「風によって冬の訪れを知る」という意味です。
今年は何かこの定義が成り立っていない気がします。
でも、確実に冬は来ています。
風に向かう心は長い冬への心構えにつながります。
人生に向かう気持ちに似ているのかもしれません。
近藤朱鳳
2010年12月4日土曜日
陽気
陽気(ようき)
物事を活性化するエネルギー。
今日の暖談会、
期せずして同じ目的や希望を持つ方々の集いとなりました。
良い出逢いは人生を楽しくしてくれます。
モンゴル音楽、尺八、ピアノのコラボレーションも素敵でした。
ご協力してくださった方々に、改めて感謝申し上げます。
近藤朱鳳
2010年12月1日水曜日
輝光日進
輝光日進(きこうにっしん)
「目には見えない善の働きが、やがては実を結ぶ」という意味です。
先人の教えはいつも私たちのあり方に繋がっています。
近藤朱鳳
2010年11月30日火曜日
致思
致思(思を致す)
「心を込めて事に当たれ」と言う意味です。
慌しい日々にあっても、
何事に対しても慎重で深く思いを巡らすことを心がけたいと思います。
近藤朱鳳
2010年11月29日月曜日
應変
應変(おうへん(変に應ず))
外界の変化に適応できることの必要性を言った言葉。
物事の根本をわきまえていれば、
周りの変化にも心動かされることなく、上手く対応できるはず。
本質こそ、大切にしたいもの。
近藤朱鳳
2010年11月28日日曜日
夕焼けに
夕焼けに 秋の名残の 一葉かな
自然の移ろいはドラマチックです。
夕日の中に残された一枚の葉が印象的でした。
近藤朱鳳
2010年11月27日土曜日
愚故道
愚故道(愚(ぐ)故に道あり)
愚(ぐ)とは無欲、素直を意味します。
生きる道というのは、抜きん出た才能や知恵から得られるものではなく、
「愚こそ生きる答え」との考え方は興味深いと思います。
近藤朱鳳
2010年11月26日金曜日
春の日を
春の日を 雅に染めし桜木は 今は紅葉の錦まといき
春に満開の花をつけた桜の木、
秋の日差しの中の紅葉も、また美しく格別でした。
近藤朱鳳
2010年11月25日木曜日
抱朴
抱朴(朴を抱く)
飾り気のない素朴な気持ち。
元来あるべき姿でありながら、
それを保つことはとても難しいことです。
大切なことは何かを考えさせられる言葉です。
近藤朱鳳
2010年11月24日水曜日
明見万里
明見万里(めいけんばんり)
ずっと遠くまで見抜く力のこと。
様々な経験による知恵は、日々の生きる力となります。
何事も前向きな心で受け止めたいものです。
近藤朱鳳
2010年11月22日月曜日
菊の香は
菊の香は 深まる秋の 野に清し
野辺は様々な菊の花に彩られています。
行く秋を惜しむように清い香りが漂っていました。
近藤朱鳳
2010年11月21日日曜日
有恒
有恒(恒有り)
心(精神)や行動に一つの基準があり、一貫性があることの意。
世の中の乱れに身を任せるのではなく、
一貫した考えで確かな前進をすることの必要性を伝えた言葉です。
近藤朱鳳
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