2010年6月30日水曜日

紫陽花は



紫陽花は なお鮮やかに 雨の中
 
6月の終わりの三日は雨の中でした。
紫陽花が街を詩的に彩っています。
藍色が雨の中、一段と美しく見えました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月28日月曜日

澄心静慮



澄心静慮(ちょうしんせいりょ)
 
心気を澄ませ、念慮をしずめる。
予定していた仕事がキャンセルになり、
のんびり午後の時間を楽しむことが出来ました。
雨の音に心癒されたひと時でした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月26日土曜日

滴翠



滴翠(てきすい)
 
滴るような翠と言う意味です。
 
今、最も緑の美しい季節です。
吹く風も木々の優しい香りを運んできます。
 
今日は、松戸に有る特別養護老人ホームの、
お誕生日会で、クリスタルボウルと書のライブをさせていただきました。
施設に入っておられる方々との束の間の交流でしたが、
生きるということについて、改めて考えさせられました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月25日金曜日

幽禽聲自楽 流水意長閑



幽禽聲自楽 流水意長閑
(幽禽(ゆうきん)の声 自ら楽しみ 流水の意 長く閑(のどか)なり)
 
鳥が楽しげに囀(さえず)り、流水はあくまで長閑である。
今、手賀沼は、鯉や亀の天国のようで、
白鳥も鴨も、いかにものんびりと緩やかな流れに身を任せて浮かんでいます。
少し暑い日差しの中で、穏やかで贅沢な午後の光景でした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月21日月曜日

新聞掲載情報

6月4日、大阪 市政新聞に掲載された朱鳳先生の作品です。
 
古教照心
(画像をクリックすると拡大します)

2010年6月20日日曜日

虹色に



虹色に 街彩るや あじさい花
 
6月を彩る紫陽花は街の至る所で色とりどりに咲き競っています。
まるで、花びらに虹を写したような可憐さに心打たれました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月19日土曜日

天楽



天楽(天を楽しむ)
 
「自然を楽しむ」の意味ですが、
一昨日の雲の美しさに、この言葉を思い出しました。
驟雨が去った後、見上げた夕暮れの空は、とてもドラマチックでした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月17日木曜日

高嶺の花



高嶺の花
 
ある方から、蘭の原種といわれる「安房千鳥」と言う、小さな花を頂きました。
蘭の愛好家が、命がけで求めたと言うこの花は、
「高嶺の花」と言う言葉を生み出したほど貴重なものだそうです。
よく見ると、この小さな蘭は花のつき方もバランスよく、
見事な存在感を有しています。
私の遠かった夢が叶う様な、嬉しい思いがいたしました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月7日月曜日

只在布衣中



只在布衣中(ただふいのうちに在り)
 
「日々の出逢いの中にこそ、真の人が必ず存する」という意味。
目先のことに気をとられて、本当に学ぶべき人との出逢いを
見過ごさないようにという忠告です。
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月6日日曜日

無執無失



無執無失(無執なれば無失)
 
”執着することがなければ、失うこともない”の意味
夕風に吹かれる心地よさ、日々の喧騒を忘れる”ひと時”に感謝です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年6月1日火曜日

かりそめの



かりそめの ことはおもはで くらすこそ 世にながらへむ 薬なるらめ(昭憲皇太后御歌)
 
こうなったらどうしよう、ああすればどうなるのかなど、
起きてもいない事に思い悩んではいけません。
元気でいることは、今に集中して生きること。
 
 
近藤朱鳳