2009年12月31日木曜日

洗心(せんしん)


人は一年の汚れを取り除く為に大掃除をします。

私達の心にも色んな汚れがついてしまっています。
自分を見つめ直して心の汚れを洗い流し、
新しい年を清々しい思いで迎えたいものです。
 
五月からブログを始めて八ヶ月が経ちました。
みなさまの日々の暮らしに何らかのお役に立てればとメッセージを送ってまいりました。
不安定な世の中ですが、来るべき年の皆様のお幸せを願っております。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年12月30日水曜日

手賀沼に





手賀沼は野鳥の楽園です。
冬の寒さを楽しむように泳ぎ、潜り、羽ばたき。
見ていると知らず心が和みます。
 
そして、今年もくれてゆきます。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年12月27日日曜日

星斗寒(せいとさむし)



冬の夜空を代表する言葉です。
 
私は縁あって千葉県我孫子市に住んでいます。
ここは北星神社という名前の通り、頭上に北斗七星が輝く場所です。
しんしんと冷え込む冬の夜、星斗は無窮から変わらぬ光を届けています。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年12月24日木曜日



損得を超えて全力投球した後の達成感こそ、大切にしたいと思います。
今、今、今を精一杯生きること、その先の達成感を得るために。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年12月20日日曜日



この一年、どんな出逢いがありましたか。
人との出逢いは、あなたの人生に何らかの影響を及ぼします。
「逢えてよかった」
お互いにそう思える出逢いをしたいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年12月16日水曜日



不撓の心
不屈の心
くじけそうな自分に
負けないで
 
世の中、予測どおりに行かないことばかりです。
でも自分の心を強く持ち続けることで、
思いを叶えることは不可能ではないはずです。
弱気になりそうな自分に「ノー」です。

近藤朱鳳

 

2009年12月6日日曜日


夢を楷書、行書、草書で書きました。
夢のない世の中だとあきらめないで下さい。
具体的な夢を描いてみることで見えてくるものがきっとあります。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年12月4日金曜日



人はそれぞれに何らかの「こだわり」を持って生きています。
それがよい方向に向かう事もありますが、
逆にその「こだわり」故に自分を追い込んでしまう事もあります。
でも、もっと気楽に生きて行けたらいいのにと思いませんか。
損とか得とか考えず、「今」を懸命に生きることが大切です。
そして、その「今」「今」の連続が、
きっといい未来に繋がる事を信じたいと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 
 
 
 

2009年12月2日水曜日

御挨拶


日本には四季折々のご挨拶の他にも日常の様々な場面で心を伝える習慣があります。
その一例を挙げてみました。
御活用ください。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年11月30日月曜日

よく使う言葉


普段、よく使う言葉を丁寧に書いてみてください。
心を込めて書くことで気持ちが伝わります。
何度も練習して流れを覚えて、ご自分のものにしてください。
そこから書の世界も広がってゆきます。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年11月28日土曜日

神宮の




神宮の 杜をいろどる もみじ葉は 秋をしむごと 木洩れ日の中
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年11月23日月曜日



「風を読む」、「風を感じる」など、
吹く風を世の中の流れに置き換えて風は様々に表現されます。
乱気流のような今の世の中を突き進むのは、とても大変です。
そんな中にあっても、自分を見失うことなく、
個々が人を幸せにする良き風でありたいと願う心こそ、大切なのだと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年11月22日日曜日

紅葉



紅葉
 
秋も深まり、大勢の人が紅葉狩りを楽しんでいます。
この歌には日本の秋が凝縮されているようです。
美しく、懐かしい歌です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年11月20日金曜日

感謝


生きていると感謝することが一杯あります。
普段当たり前のように受け止めていることも、
何かのお陰だったり、誰かの心遣いだったり、、、が溢れています。
好きな書体で「感謝」と書いてみてください。
その気持ちは誰に伝えたいですか。
何に向けて発信したいですか。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年11月19日木曜日


十一月も後半となり、年賀状の準備を考えている方も多いと思います。
そこで、今回は来年の干支「寅」の文字を書いてみました。
御参考にしてみてください。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年11月4日水曜日

金聲玉振



金聲玉振(きんせいぎょくしん) 孟子
 
古代中国で合奏の際に始めに”鐘”(金)を鳴らし、
最後に”磬(けい)”(玉)を打ったことに由来する言葉で、
才知を人徳を兼ね備えた人物に大成することのたとえです。

名言というのは時を超えて私達の人生の支えとなり、励ましとなって生き続けるものです。
5月にブログを開設してからの半年間、様々な名言を作品と共にご紹介してまいりました。
次回からは朱鳳の書の世界を展開して参ります。
お楽しみ下さい。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月29日木曜日

任天真



任天真(てんしんにまかす) 良寛
 
良寛の生き方をあらわした言葉です。
良寛は「私は出世することなど興味は無い、迷いだの悟りだのどうでもよく、
まして名誉や利益などには関わりが無い。ただ自然の道理に身を任せて生きている。」
と言われたそうです。
良寛のようには行かないまでも、
せめて私たちは私利私欲に振り回されないで人生を楽しみたいものです
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月28日水曜日

八風吹不動



八風吹不動(はっぷうふけどもどうぜず) 寒山詩
 
八風とは人の心を惑わせる八つのものとされ、
どんな風が吹きつけようと確固たる信念、不動の心で自分を信じて生きよという、強いメッセージです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月27日火曜日

この道や



この道や 行く人なしに 秋の暮(松尾芭蕉)
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月26日月曜日

一切有為法 如夢幻泡影



一切有為法 如夢幻泡影(いっさいのういのほう むげんほうようのごとし) 金剛般若経
 
全ては留まることのない風の中にあります。
夢幻のような世の中であるからこそ精一杯生きることに意義があるのです。
命有る限り、夢を持ち続けたいと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月25日日曜日

廓然無聖



廓然無聖(かくねんむしょう) 達磨大師
 
廓然(かくねん)として聖も成しと言う意味で、
廓然とは広々として澄み切った世界。
達磨大師は仏の世界について聖も凡も無い、からりとした世界だと説いておられます。
一切の価値判断も、煩悩も、執着も持たなければ争いも起きません。
小さなことにくよくよ悩んだとき、思い出したい言葉です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月24日土曜日

二つ三つ



二つ三つ 木の実の落つる 音さびし(正岡子規)
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月22日木曜日

眼横鼻直



眼横鼻直(がんのうびちょく) 道元禅師
 
道元禅師が宋で悟りを開いて、「眼横鼻直」言う意味深い言葉を述べられました。
眼は横、鼻は縦であること同様、真理とは複雑な表現や理屈の中にあるのではなく、
当たり前のことをあるがままに受け止めることにこそ存在するものだと説いています。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月21日水曜日

放下著



放下著(ほうげじゃく) 趙州従諗禅師
 
肩書き、地位、お金。
捨ててしまえば楽になるのに、年をとるほど、こだわりや荷物が増えていきます。
一度手に入れたものを捨てるのは、とても難しいことです。
何かに執着すると、本当の世界が見えなくなります。
趙州の「捨てたと言う意識も捨てる」と言う教えは何と素晴らしい言葉なのでしょう。
書いてみて感動します。
こういう生き方こそ目指したいものです。
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月17日土曜日

自浄其意



自浄其意(じじょうごい) 禅語
 
自らその意(こころ)を浄(きよ)くせよという、仏の教えを言う言葉です。
当たり前のことであるのに行うことはとても難しいことです。
禅の修業も、この意味を実践するものなのだと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月15日木曜日

啐啄同時



啐啄同時(そったくどうじ)
 
「啐」は生まれ出ようと雛が卵の中から殻を破ろうとすること。
「啄」は親鳥が外からくちばしで殻をつつくこと。
絶妙のタイミングで物事がうまく行く事の意味です。
機を逃さないために、まわりの状況を正しく理解する必要性を忘れずに。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年10月13日火曜日

新聞掲載情報

大阪 市政新聞に掲載されている朱鳳先生の作品をアップします。
(画像をクリックすると拡大します。)
 
8月10日
味無味(味無きを味わう)

9月15日
竹聲松影(ちくせいしょうえい)

10月5日
天高氣清(天高く氣清し)