2009年7月31日金曜日

因禍為福



因禍為福(わざわいによりてふくとなす) 
 
災難を一つの切っ掛けにし、福利を導き出す。
どんなことがあっても簡単に屈服してはならないと言う考えです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月30日木曜日

終則始



 
終則始(終わればすなわち始まる)
 
この世の全ての現象は、
終わればまた新しく始まっていくものである、と言う意味です。
生命の流れは常に続いていく。
見える世界から見えない世界への繰り返しの中で、
どういう想いを伝え、また受け止めていくのか。
日々を大切に生きるのに必要なことかもしれません。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月29日水曜日

味無味



味無味(あじなきをあじわう)
 
味の濃いものを取り続けると、人は味覚を失ってしまいます。
優れていて長続きするものの味は淡白で味のないものです。
見た目の華やかさや奇抜さは時の移ろいと共に忘れ去られますが、
長い歴史に裏付けられた本質は決して揺らぐことはないのです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月28日火曜日

心華



 
心華(しんげ)
 
仏教の言葉で草木が雨露の恵みで花を咲かせるように、
無明煩悩の心が仏の教えや修行によって本来の光を発することの例えです。
人の心は幸せであれば美しく輝きに満ちていますが、
自他への不安や心配が募ると、
まるで雲がかかったようにその光は遮られ、
毎日の生活も、どこか心苦しいものになってしまいます。
しかし、たとえ苦しい日々が続いたとしても、
自らの内と外から光明を得る可能性は常にゼロではないのです。
花が雨露の恵みで咲くように、悩みの雲がもたらす雨も、
きっと心の華を咲かせてくれるはずだから。
 
 
近藤朱鳳
 
 

新聞掲載情報

近藤朱鳳先生の作品が大阪 市政新聞(7月20日)に掲載されました。
(画像をクリックすると拡大します)

 
 

2009年7月24日金曜日




 

 
街と街を繋ぎ、人々の生活を支える橋。
私達のまわりにも人の縁と言う見えない橋が沢山架かっていて、
その繋がりは時に思いもかけない出会いや出来事の切っ掛けにもなるのです。
一人一人、今日の自分に至るまでには、どんな人との縁があったでしょうか。
家族、友人、恩師、、、様々な架け橋を渡りながら人の歩みは続いて行きます。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月21日火曜日

羽黒とんぼ




 
激流に さしのべしごと水草に 羽黒とんぼは 命休めて
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月18日土曜日

雨奇晴好



雨奇晴好(うきせいこう) 禅語
 
天候と同じ様に人生も色んな場面が訪れます。
何があっても、その時々を前向きに受け止めることが出来れば素敵です。
雨の日も、風の日も、そして晴れた日も。
めぐり行く時の流れと共に人生を楽しみたいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 
 

2009年7月15日水曜日

行住座臥



行住座臥(ぎょうじゅうざが) 禅語
 
行く、住む、座る、寝る。
この日常の行動を威儀(いぎ)と言い、
禅の世界では、日々の全てが修行であると教えています。
規律正しく、けじめのある振る舞いは、
自然と美しい姿に繋がるのだと思います。
ともすれば、だらしなくなる日常に自分の行住座臥の姿を振り返ることも大切です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月13日月曜日

有余不尽



有余不尽(余り有りて尽くさず) 禅語
 
すべての事に対してゆとりを持って行動すること。
一所懸命になり過ぎると余裕がなくなり、
思わぬ失敗に繋がることも有るという意味です。
無理を押してでも頑張れる気力は素晴らしいですが、
それが当たり前になってしまうと、
自分にとっての限界を見誤る事になりかねません。
今の自分が一体どういう状態に有るのか。
時には客観的に見つめることも必要です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月12日日曜日

露堂々



露堂々(ろどうどう) 禅語
 
自然とは、心理そのものと言われています。
しかし全てが堂々と目の前にありながら、
私達は日常生活において、
その真実の姿を把握できなくなっています。
合理的、機械的な世の中で、
元来人間に備わった五感を使うことも少なくなりました。
隅々まで行き届いた街の暮らしは便利ですが、
時には大自然の露堂々から命の息吹を取り込んで、
心身を充実させる喜びも忘れてはならないと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月10日金曜日




 
今日は「澄」と言う字を選んでみました。
透き通っていて清らか、水を静かにたたえて清らかなどの意味があります。
 
慌しい日々に疲れがちな私達の心も、
何かに癒され、澄んだ気持ちを取り戻せれば、
新鮮で前向きになものに変わって行きます。
美しい景色を見たり、
喧騒から離れて静かな空間を訪ねたり、
そんな癒しを自分は何に求めているか。
心の声に耳を澄ましてみるのも良いかもしれません。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月8日水曜日

空を舞う




 
空を舞う 二羽の鳳さながらに 雲の芸術(かたち)は 奇しく麗し
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月7日火曜日

カツケン 勝間経済研究所



朱鳳先生がタイトルロゴを手がけた、
「カツケン 勝間経済研究所」が7/5よりBSジャパンで放送中です。
番組ホームページはこちらから。
http://www.bs-j.co.jp/
 
 

2009年7月6日月曜日

最終日


朱鳳の会 書道作品展「くらしの中の書」。
4日間の日程、無事終了致しました。
沢山のご来場、本当に有難うございました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2009年7月3日金曜日

初日






朱鳳の会 書道作品展「くらしの中の書」初日の模様です。
会場では、朱鳳オリジナルの「あなたの明日を元気にする31のことだま集」も好評でした。

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「くらしの中の書」
主催/日本文化研究会
後援/兵庫県教育委員会 ・ 神戸市教育委員会
場所/神戸ファッション美術館 4Fギャラリー


開催日 7/3 ~ 7/6
開場 10:00 ~ 18:00(最終日は16:00まで)
7/6はイベントもお楽しみいただけます(画像参照)。
 
入場無料

(画像をクリックすると拡大します。)

 
 

2009年7月2日木曜日

くらしの中の書

朱鳳の会の年一度の作品展が明日(7/3)からスタートです。
今回のテーマは「くらしの中の書」。
伝統に基づいた読みやすい書で、
明日への元気に繋がる言葉を作品にしました。
いつも一緒に参加して下さる、
「糸をかし」の皆さんの作品もお楽しみいただけます。
開催期間は7/6日までの4日間。入場は無料です。
ご来場、お待ちしております。
 
 
近藤朱鳳
 
 
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「くらしの中の書」
主催/日本文化研究会
後援/兵庫県教育委員会 ・ 神戸市教育委員会
場所/神戸ファッション美術館 4Fギャラリー


開催日 7/3 ~ 7/6
開場 10:00 ~ 18:00(最終日は16:00まで)
7/6はイベントもお楽しみいただけます(画像参照)。
 
入場無料

(画像をクリックすると拡大します。)