2010年7月28日水曜日



関(せき)
 
人生に於いて、越えなければ前に進めない「関」に何度も出逢います。
そこに留まるのか、新しい目標に跳んでみるのか、
自由でありながら何事に対しても、やってみなければ、
近道もなければ成功への鍵も見つかりません。
もう一人の自分が「がんばれ」と後押ししてくれる限り、
私は、自分の決めた方向を信じて進むことにしています。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月27日火曜日

快哉



快哉(かいさい)
 
禅的には「たのしきかな」との意味です。
様々な困難を乗り越えて得た達成感。
その時は、どんな苦労も一瞬で忘れ、限りない感謝の気持ちに満たされ、
快哉(たのしきかな)!!
と叫びたくなるに違いありません。
こんな境地を経験することこそ、生きることの意義なのかもしれません。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月26日月曜日




 
一言主神社を出て、野田方面から我孫子へ帰る途中、
「岩井」という所で「国王神社」の標識を見つけました。
千葉、茨城と言う土地は、将門公が治めておられた場所で、
今も各地に将門公の伝説が残されています。
神社は青もみじに彩られた参道の奥で、寂かな威厳を放っていました。
その佇まいからは、将門公をお慕いする、
土地の人々の変わらぬ思いが伝わってくるようでした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月25日日曜日

言行一致



言行一致(げんこういっち)
 
7月30日から開催する、私の会の成功を祈願すべく、一言主神社へ。
大国主命の長子である、一言主大神は言行一致の神として、
円満の得を備え、道理を弁えた神として篤い信仰を得ているとあります。
境内には多くの人々が、それぞれの思いで手を合わせていました。
大和国 葛城山から万人の災禍を救わんと、
三岐の竹をこの地にもたらされたとの伝説もさることながら、
何よりも圧倒されたのは、真っ直ぐに天に伸びた御神木をはじめとする巨木の多さでした。
黙々と神社を掃き清めておられる老人の姿が印象的でした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月24日土曜日

お知らせ

朱鳳の会作品展を今年も開催する運びとなりました。
平城遷都1300年にあたり、
日本人が大切にしてきた言葉や文字を作品にいたしました。
イベントについての詳細は、こちらのページをご覧ください。
(画像クリックでもジャンプします)


また、ご好評いただいている朱鳳先生書き下ろしの、
「あなたの心を元気にする三十一のことだま集(2,000円)」の新装版が完成いたしました。
イベント会場での販売もいたしておりますので(数量限定)、
こちらもよろしくお願い致します。

 
 




 
「お元気ですか?」と言う言葉は、
「元の気は好調ですか?」と言う問いかけです。
世の中のあらゆる物には”気”が宿っていて、
”気”が弱っていると心も沈んでしまいます。
「元の気」が活発で充実していると、全てに良い波動が伝わります。
あなたの「元気」は良い”気”を発していますか?
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月23日金曜日

絶景



絶景
 
初めて犬吠崎にやって来ました。
雲海かと思うほどの水蒸気が海面から立ち上り、
風の動きの中で現れる、
海の碧さと岩に打ち寄せる波飛沫の白さとのコントラストは、
想像を超えた、壮大なものでした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月22日木曜日

この里は



この里は 氣吹戸主(いぶきどぬし)の 風さむし(松尾芭蕉)
 
今日は縁あって、息栖神社にお詣りしました。
ここは、鹿島、香取の神々と共に、東国三社の一つと称される神社です。
応神天皇の御代の創祀とあり、神の息が感じられる素晴らしい場所でした。
ここにある良き気を吸い込んだとき、何か体中が清められた思いでした。
松尾芭蕉も、この神社を訪れ、この気を吸って寒く感じるほどの感覚を得て、
この句を詠まれたのでしょう。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月21日水曜日

百雑砕



百雑砕(ひゃくざっさい)
 
連日の猛暑は、夕焼けの赤さを強烈にしています。
気象異常の不安の中で、この言葉を思い出しました。
「百雑砕」
モヤモヤして、やり場のない気持ち、何かに焦る気持ち、
みんな、みんな、粉々に砕いて、強い気持ちで明日に向かいたいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月20日火曜日

行到水窮處



行到水窮處(行きては到る水の窮まるところ)
 
理屈で物事の本質を掴もうとしても、到底掴めるものではありません。
色々経験しているうちに、「これだ」と言う確信に出会えるものです。
日々の出逢いを大切に。
日々の経験を大切に。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月14日水曜日

一点素心



一点素心(いってんそしん)
 
物欲に染まらぬ心。
世俗に流されることのない心。
大切にしたい純粋な心です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月13日火曜日

達人大観



達人大観(たつじんたいかん)
 
「達人は大観す」
高い見識を持つ人は些細なことに捉われず、
大きく全体を見て判断を下すこと。
「木を見て森を見ず」の言葉があります。
視野を広く持ち、小さいことに拘らない生き方を身に付けたいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月12日月曜日

雲外蒼天



雲外蒼天(うんがいそうてん)
 
「雲外に蒼天あり」

暗雲の外は広く明るい大空。
雲は様々な障害であり、
「今の暗雲低迷の世の中も努力して克服することで、
心地よい青空が望める」と言う意味です。
いかなる時も、この思いを持ち続けたいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年7月1日木曜日

雨収花竹涼



雨収花竹涼(雨収まって花竹涼し)
 
雨上がりの後の花や竹の美しさは、暑さを忘れさせてくれます。
手賀沼の風情は今日も静かでした。
 
 
近藤朱鳳