2010年7月22日木曜日

この里は



この里は 氣吹戸主(いぶきどぬし)の 風さむし(松尾芭蕉)
 
今日は縁あって、息栖神社にお詣りしました。
ここは、鹿島、香取の神々と共に、東国三社の一つと称される神社です。
応神天皇の御代の創祀とあり、神の息が感じられる素晴らしい場所でした。
ここにある良き気を吸い込んだとき、何か体中が清められた思いでした。
松尾芭蕉も、この神社を訪れ、この気を吸って寒く感じるほどの感覚を得て、
この句を詠まれたのでしょう。
 
 
近藤朱鳳