2011年4月14日木曜日

いくぞたび



いくぞたび かき濁しても 澄みかへる
水や 御国の 姿なるらむ

昭憲皇太后 御歌
 
このような水の有様を幾度も繰り返してきた歴史の中で、
今ほど、この御歌が悲しく思われたことはありません。
人は多くの思い違いを重ねて気がつけば取り返しのつかない状況を作り上げてしまいます。
この国の水が本当に澄み返る日が来ることを祈らずにはいられません。
 
 
近藤朱鳳