2012年5月19日土曜日

穿花繞水



穿花繞水(花を穿ち、水を繞(めぐ)る)

絶え間なく続く川の流れは悠久の時を湛え、
川辺の若葉に浮かぶ花の面影は確かな時の移ろいを物語ります。
廻る季節と変わることのない流れ。
この二つの時が織り成す空間に、
人は世の美しさを見出すのかもしれません。


近藤朱鳳