2010年2月25日木曜日

恵風和暢



恵風和暢(けいふうわちょう)
 
今日は春一番が吹いたそうです。
ようやく春。
恵風は生命を育む春風のこと。
身も心もリフレッシュして美しく変わりゆく自然を楽しみましょう。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月23日火曜日

新聞掲載情報

2月15日に大阪・市政新聞に掲載された近藤朱鳳先生の作品です。
(クリックすると拡大します。)

 
 

2010年2月18日木曜日

とこしへの



とこしへの 光あつめて 梅花咲く
 
残雪の中、梅は花いっぱいに光を集めて春を告げているようでした。
 
 
近藤朱鳳(写真も)
 
 

2010年2月14日日曜日

古教照心



古教照心(こきょうしょうしん)
 
古人の教えを学んで自分の人生に役立てること
 
人の経験には限りがあります。
先人の教えは教訓になったり、悩みの解決のヒントになったり、
大いに活用したいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月9日火曜日

春来ては



春来ては 日数えぬれど 岩がくれ
残れる雪は 消えがたきかな(高倉一宮紀伊)
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月7日日曜日

大音希聲



大音希聲(だいおんきせい)
 
聴こうとしても聞こえないのを「希」といいます。
巨大な音は、却ってかすかで聞こえない。
予測のつかない今の時代こそ、
心を澄まして天の声を聴くときなのかもしれません。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月5日金曜日

澗道の余寒 氷雪を歴たり



澗道(かんどう)の余寒(よかん) 氷雪(ひょうせつ)を歴(へ)たり(杜甫の詩より)
 
立春を過ぎて尚残る寒さを「余寒」といいます。
春の訪れが待たれます。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月4日木曜日

立春や



立春や 浅瀬を渡る 鷺一羽
 
今日は立春。
日だまりの中、浅瀬を渡る鷺を見かけました。
まだ寒風の中ながら確かな春の訪れを感じた一時でした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月3日水曜日

かたしとて



かたしとて おもひたゆまば なにごとも なることあらじ 人のよの中
 
明治天皇御製の短歌です。
 
人生において出来ないとはじめから決めつけたのでは、
何事も成しとげ得ることはない(だからあきらめずに突き進め)の意味です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月2日火曜日

和すれども同ぜず



和すれども同ぜず
 
仲良く関わってはいても人に振り回されたりせず、
自分をしっかりもって行動すること。
今こそ大切にしたい心です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年2月1日月曜日

三春へ



三春へ まづ一歩する 心かな(高木晴子の句)
 
三春とは、初春、仲春、晩春のこと。
「さあ春だ、新しい一歩を踏み出そう」
春を待ちかねていた気持ちに共感できる俳句です。
 
 
近藤朱鳳