望

望（ぼう・のぞむ）
　
望は人が遠くを展望する様を言います。
誰もが予測出来ない悪夢のような３週間でした。
未来を語り合える日が一日も早く訪れますことを願ってやみません。
　
　
近藤朱鳳
　
　

真而静

真而静（真にして静）
　
正しさを知れば、心煩うことなく生きて行けます。
周りに惑わされることのない判断力を持ちたいものです。
　
　
近藤朱鳳
　
　

知足者富

知足者富（足を知る者は富む）
　
人は、欲するところを追い求めるのではなく、
心の豊かさこそ、求めるべきと言う禅語です。
今だからこそ、その意味の深さを考えさせられる言葉です。
　
　
近藤朱鳳
　
　

花顔

花顔（かがん）
　
花の顔（かんばせ）、笑顔。
春の訪れを待ち望んでいたのに、思いがけない現実が待ち受けていました。
こんな時こそ、笑顔は何よりの力になります。
優しさや、勇気を取り戻すためにも。
　

近藤朱鳳
　
　

無著

無著（むじゃく）
　
人は執着心を持って多くを手に入れたとしても、
それを得ることで生まれる心配や苦労は絶えません。
本当に大切なものは、目先の執着心を振り払う先に見えてきます。
　
　
近藤朱鳳
　
　

不言之教

不言之教（不言の教え）
　
人は、どんな状況下からも教訓を得ることが出来ます。
無言のメッセージを、生きる強さにしたいものです。
　
　
近藤朱鳳
　
　

伝芳

伝芳（芳を伝える）
　
多くの経験や出逢いの中で、人は何を伝えて行けば良いのでしょう。
本当に伝えるべきは何なのかを正しい判断力で見極めたいものです。
　
　
近藤朱鳳
　
　

花冷

花冷（はなびえ）
　
生活環境が変わり、久々の更新となりました。

大きな、大きな災害の中、困難を極めておられる方々に対して、言葉も見当たりません。
耐え抜いてくださることを願うばかりです。
　
今日のこの寒さは、開花前に訪れる花冷えでしょうか。
早咲きの桜が、とても愛おしく思えました。
　
　
近藤朱鳳
　
　

東北地方太平洋沖地震

今回の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様方に、
心からお見舞い申し上げ、ご無事をお祈りいたします。
　
　
近藤朱鳳
　
　

動不失時

動不失時（動くに時を失わず）
　
人生に於いて何かを為すにはタイミングがとても大切です。
その好機を逃さないためにも、
日々の努力は疎かに出来ないと思います。
　
　
近藤朱鳳
　
　

黙而識之

黙而識之（黙して之を識す）
　
学んだことをしっかりと刻み込み、
忘れないようにすることの意。
深い知識は大きな力となります。
様々な経験を生きる糧としたいものです。
　
　
近藤朱鳳
　
　

占静悟

占静悟（静悟（せいご）を占める）
　
春を前に思いがけない雪。
銀世界の田園風景は一枚の水墨画のようでした。
　
　
近藤朱鳳
　
　

蟄虫始振

蟄虫始振（ちっちゅうはじめてうごく）
　
今日は啓蟄（けいちつ）。
冬眠していた虫が一斉に動き出す春の訪れ。
自然の息吹がいよいよ盛んになって来ます。
私達も良いエネルギーを取り込んで行きたいものです。
　
　
近藤朱鳳
　
　

開祚

開祚（かいそ）
　
祚（さいわい）を開き為すこと。
明るい心で何事にも前向きでいることは、
幸福を招き入れることにつながります。
日々向上心を忘れず、小さな一歩を大切に。
　
　
近藤朱鳳
　
　

鳥の羽に

鳥の羽に　見初る（みそむる）　春の光かな　（三浦樗良の句）
　
手賀沼の鳥たちの羽にも光が降り注ぎ、
また廻って来た春を喜んでいるように見えました。
　
　
近藤朱鳳
　
　

天楽

天楽（てんらく、てんがく）
　
自然の楽しみ、音楽の楽しみ、両方を意味する言葉です。
春三月、万物が息づく季節です。
心をリフレッシュして美しい季節を楽しみたいと思います。
　
　
近藤朱鳳