2010年11月30日火曜日

致思



致思(思を致す)
 
「心を込めて事に当たれ」と言う意味です。
慌しい日々にあっても、
何事に対しても慎重で深く思いを巡らすことを心がけたいと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月29日月曜日

應変



應変(おうへん(変に應ず))
 
外界の変化に適応できることの必要性を言った言葉。
物事の根本をわきまえていれば、
周りの変化にも心動かされることなく、上手く対応できるはず。
本質こそ、大切にしたいもの。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月28日日曜日

夕焼けに



夕焼けに 秋の名残の 一葉かな
 
自然の移ろいはドラマチックです。
夕日の中に残された一枚の葉が印象的でした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月27日土曜日

愚故道



愚故道(愚(ぐ)故に道あり)
 
愚(ぐ)とは無欲、素直を意味します。
生きる道というのは、抜きん出た才能や知恵から得られるものではなく、
「愚こそ生きる答え」との考え方は興味深いと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月26日金曜日

春の日を



春の日を 雅に染めし桜木は 今は紅葉の錦まといき
 
春に満開の花をつけた桜の木、
秋の日差しの中の紅葉も、また美しく格別でした。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月25日木曜日

抱朴



抱朴(朴を抱く)
 
飾り気のない素朴な気持ち。
元来あるべき姿でありながら、
それを保つことはとても難しいことです。
大切なことは何かを考えさせられる言葉です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月24日水曜日

明見万里



明見万里(めいけんばんり)
 
ずっと遠くまで見抜く力のこと。
様々な経験による知恵は、日々の生きる力となります。
何事も前向きな心で受け止めたいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月22日月曜日

菊の香は



菊の香は 深まる秋の 野に清し
 
野辺は様々な菊の花に彩られています。
行く秋を惜しむように清い香りが漂っていました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月21日日曜日

有恒



有恒(恒有り)
 
心(精神)や行動に一つの基準があり、一貫性があることの意。
世の中の乱れに身を任せるのではなく、
一貫した考えで確かな前進をすることの必要性を伝えた言葉です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月20日土曜日

物外游



物外游(物外に游(あそ)ぶ)
 
万物がひしめく世の中から離れてみると、別天地が見えてきます。
時には自分の立ち位置を変えてみることも大切です。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月19日金曜日

夕空に



夕空に 柿の実熟れて 秋深し
 
晩秋は様々な実りをもたらしてくれます。
冬への時の移ろいの中で、枝いっぱいの柿の実は静かに輝いていました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月16日火曜日

何かしら



何かしら 希望につながる 心地する
車窓の空の 朝焼けの赤
 
早朝の電車の窓から見た燃えるような朝焼けは、
今の世にあってさえ心に希望を呼び覚ますような美しさでした。
 
 
近藤朱鳳(写真も)
 
 

2010年11月13日土曜日

甘露法雨



甘露法雨(かんろほうう)
 
仏の教えを甘露の雨に喩えた言葉。
仏の教えに限らず愛のこもった語りかけは、
慈雨のように心をなぐさめてくれます。
人に癒しや勇気を与える言葉の力、大事にしたいと思います。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月11日木曜日

お詫び

第3回「暖談会」のリンクを訂正しました。
正しい内容、参加費はshuhoshodo.comにて、ご確認下さい。
よろしくお願いします。
 
 
shuhodiary
 
 

紅葉かつ



紅葉かつ散りて神さびたまひけり(清原枴童)
 
夕日に照らされながら散る紅葉の美しさ。
冬が来る前の景色は、何か神々しく感じました。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月9日火曜日

阿吽の呼吸




阿吽(あうん)の呼吸
 
「阿」は万物の根源で「吽」は一切が帰着する智徳あります。
物事の始まりと終わりの間に何の乱れも理屈の入る余地のない息のあった状況を言います。
相手への尊敬と信頼があってこそ。
良い人間関係を築きたいものです
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月8日月曜日




 
あなたの心は元気ですか?
「心の力」なければ何も出来ません。
目には見えない心の在り方が物事の全てに影響します。
心が曇らないように、心が沈まないように、
「やるぞ」と心に言い聞かせて、
笑顔で日々を過ごしたいものです。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月7日日曜日

無常迅速



無常迅速(むじょうじんそく)
 
過ぎた六十四年をふり返った時、
長かったような短かったような、
無駄に過ごした日々か悔やまれたりもします。
あっと言う間の人生、
今を大切に自分に正直にと、この言葉は伝えています。
 
  
近藤朱鳳
 
 

2010年11月6日土曜日

化縁



化縁(けえん)
 
化縁とは人々を導く機縁のこと。
 
今日は2度目の暖談会を開きました。
思いがけないご縁もあって、前回同様、
皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
次回の予定は12月4日。
皆様のご参加をお待ちしております。
 
 
近藤朱鳳
 
 

2010年11月5日金曜日

新聞掲載情報

11月5日、大阪 市政新聞に掲載された朱鳳先生の作品です。
 
時不再来(ときはふたたびきたらず)
 
天から与えられたチャンスはめったにあるものではない。
常に自分を磨き、世の中を知ることで好機に備えたいものです。

 
(クリックすると拡大します)

 
 
shuhodiary
 
 

2010年11月2日火曜日

神楽月



神楽月 落ち葉の社 雨の中
 
冬への移ろいの中で季節は様々な姿を見せてくれます。
神楽月は雨の中での始まりでした。
 
 
近藤朱鳳