2009年6月10日水曜日

不雨花猶落無風絮自飛

不雨花猶落無風絮自飛
(雨ならずして 花なお落つ 風なくして絮(いと) 自ずから飛ぶ) 趙州和尚
 
花は雨に打たれなくても散って行くし、
風が無くても柳絮(りゅうじょ/柳の種)は飛んで行きます。
それが天然自然の姿なのです。
「何故花が散ったのか」とか「風が何故吹いた」など、
理屈っぽく考える必要は何も無く、
目に映ったもの、心に感じたものを素直に受け止めることの大切さを言った言葉です。
 
 
近藤朱鳳